FX初心者必読(基本知識)

こんにちは。3kidsのお得情報元のオーケイ(OUKEI)です。

今回はFXの初心者に必ず取得しなければならない基本知識を記事にしてみました。

まず、FXの正式名称はご存じですか?知らなくても、感ですでに取引をはじめている方もいらっしゃるかもしれません。わたしがそうでした。(;’∀’)でも、やはりボロボロでした。わたしが最初にFXをやる初心者の方に、まず、これだけは覚えておきましょうという内容をまとめましたので、ぜひご参考いただければと思います。

FX,株

一、FXとは外国為替証拠金取引のことです。

二、取引に必要な基本概念

 FX取引に関する基本的な知識を学びます。通貨ペア、スプレッド、レバレッジ、テクニカル分析、ファンダメンタル分析など、取引に必要な基本概念を理解しましょう。

 1.通貨ペア

 通貨ペア(Currency Pair)は、外国為替市場(FX市場またはForex市場)で使用される重要な概念の一つです。通貨ペアは、FX取引において1つの通貨を別の通貨と対比させるもので、通貨の相対的な価値を示すために使用されます。通貨ペアは、2つの通貨の略記号で表され、以下のように表記されます:

  • ベース通貨(Base Currency): 通貨ペアの中で、価格の基準となる通貨です。この通貨の価格が1とされ、相対的な価格変動が計算されます。
  • クォート通貨(Quote Currency): ベース通貨と対比される通貨です。この通貨の価格はベース通貨に対する相対的な価格を示します。

通貨ペアは、国際的な為替市場で通貨を売買する際に使用されます。通貨ペアの価格は、ベース通貨1単位に対するクォート通貨の価格で表されます。例えば、EUR/USDという通貨ペアの価格が1.1200であれば、1ユーロが1.12米ドルに相当することを示しています。

一般的な通貨ペアには以下のようなものがあります:

  • EUR/USD: ユーロ(EUR)対米ドル(USD)の通貨ペア。
  • USD/JPY: 米ドル(USD)対日本円(JPY)の通貨ペア。
  • GBP/USD: 英ポンド(GBP)対米ドル(USD)の通貨ペア。
  • AUD/JPY: オーストラリアドル(AUD)対日本円(JPY)の通貨ペア。

通貨ペアの価格は外国為替市場で供需に応じて変動し、投資家やトレーダーはこの価格変動を利用して利益を追求します。通貨ペアの選択は、投資目標、リスク許容度、市場の予測に基づいて行われます。また、通貨ペアごとに流動性やスプレッド(買値と売値の差)が異なるため、取引の際にこれらの要因も考慮する必要があります。

 2.スプレッド

 スプレッド(Spread)は、外国為替市場(FX市場)や証券市場などの金融市場で使用される重要な概念です。スプレッドは、特に取引所やブローカーが提供する金融商品(通貨ペア、株、商品など)の価格に関連しています。

スプレッドは、次の2つの価格に関連づけられます:

  • ビッド価格(Bid Price): これは市場で資産を売る際に得られる価格で、投資家やトレーダーがその価格で資産を売ることができます。
  • アスク価格(Ask Price): これは市場で資産を購入する際に支払う必要がある価格で、投資家やトレーダーがその価格で資産を購入することができます。

スプレッドは、ビッド価格とアスク価格の差を示し、次のように表記されます:

スプレッド=アスク価格−ビッド価格スプレッド=アスク価格−ビッド価格

スプレッドは、ブローカーによって設定され、通常、通貨ペアや金融商品の流動性に影響を受けます。高い流動性を持つ通貨ペアや商品は、通常、スプレッドが狭くなり、低いコストで取引ができます。一方、低い流動性を持つものは、スプレッドが広くなり、取引がコストが高くなります。

スプレッドは、トレーダーにとって重要な要因の一つで、取引のコストに直接影響を与えます。スプレッドが狭い通貨ペアを選択すれば、トレードコストを最小限に抑えることができます。また、スプレッドは市場の変動に応じて変動するため、市場の状況や時間帯によっても異なります。トレーダーはスプレッドを考慮して、トレード戦略や取引計画を立てる際に注意を払う必要があります。

 3.レバレッジ

 レバレッジ(Leverage)は、金融取引において投資家やトレーダーが自己資金に対して借り入れ資金を使用して、大きなポジションを取ることができる仕組みを指します。レバレッジを用いることで、小さな自己資金で大きな取引を行うことが可能となり、潜在的な利益を増やす一方で、損失も増加する可能性があるため、高いリスクを伴います。

以下は、レバレッジの特徴と説明です:

  • レバレッジ比率: レバレッジは一般的にレバレッジ比率として表され、例えば1:10、1:50、1:100などの比率で示されます。この比率は、投資家が自己資金に対していくらの借り入れ資金を使用できるかを示します。例えば、1:100のレバレッジ比率を持つトレーダーは、1ドルの自己資金に対して100ドルのポジションを取ることができます。
  • レバレッジのメリット: レバレッジを使用することで、小さな自己資金で大きなポジションを持つことができ、取引利益が自己資金に対して増加します。これにより、相対的なリターンを向上させることが可能です。
  • レバレッジのリスク: レバレッジは潜在的な損失も増加させるため、高いリスクを伴います。小さな価格変動でも、レバレッジをかけた取引では大きな損失が発生する可能性があります。したがって、リスク管理が非常に重要です。
  • マージンコール: レバレッジを使用する場合、ブローカーはトレーダーに対して一定の自己資金(マージン)を要求します。市場の動きによっては、ポジションの損失がマージンを上回る場合、トレーダーは追加の資金を供給する必要がある場合があります。これをマージンコールと呼びます。
  • レバレッジの種類: レバレッジは主に金融取引市場で利用されますが、異なる市場や金融商品においても異なるレバレッジルールが適用されます。例えば、FX市場では高いレバレッジが一般的である一方、株式市場では通常低いレバレッジが適用されます。

 レバレッジを使用する際には、リスクを十分に理解し、適切なリスク管理戦略を採用することが非常に重要です。レバレッジをかけた取引は、大きな潜在的なリターンを提供する一方で、損失も大きくなりえるため、慎重に取り組む必要があります。

 5.テクニカル分析

 テクニカル分析(Technical Analysis)は、金融市場における投資やトレードの決定を行うための一つのアプローチで、過去の価格データ、取引量、および市場の他の統計的な指標を分析し、将来の価格動向を予測しようとする方法です。テクニカル分析は、主に以下の主要な原則に基づいて行われます:

  • 過去の価格が将来の価格に影響を与える: テクニカル分析は、過去の価格と取引情報が市場心理や需給に影響を与え、将来の価格動向を示唆するという仮説に基づいています。つまり、過去の価格パターンは繰り返される可能性があると考えられています。
  • 価格はすでに情報を反映している: テクニカル分析では、市場に関する情報はすでに価格に反映されており、過去の価格チャートを分析することで、市場参加者の心理や期待が現れると考えられています。したがって、新しい情報が市場に公表されると、それが価格にどのように反映されるかを分析します。

主要なテクニカル分析のツールと手法には、以下のものが含まれます:

  • チャート分析: チャート分析では、価格データをグラフやチャートに表現し、異なるパターンや形状を特定します。代表的なチャートパターンには、トレンドライン、サポートとレジスタンス、ヘッドアンドショルダーズなどがあります。
  • テクニカルインジケーター: テクニカルインジケーターは、価格データから計算される統計的な指標で、価格動向を解釈するのに役立ちます。一般的なテクニカルインジケーターには、移動平均、相対力指数(RSI)、MACDなどがあります。
  • ボリューム分析: 取引量を分析することで、市場参加者の活動度や市場の強弱を把握し、価格動向の判断材料とします。
  • 足型チャート: ローソク足チャートやバーコードチャートなど、価格データを異なる方法で表示することで、価格の変動パターンを視覚的に分析します。

 テクニカル分析は、短期取引から長期投資までさまざまな取引スタイルに適用されます。しかし、テクニカル分析には限界もあり、すべての市場状況に対して正確な予測を提供するわけではありません。投資家やトレーダーは、テクニカル分析を他の情報や分析と組み合わせて使用し、リスクを最小限に抑えるための多角的なアプローチを採用することが重要です。

 6.ファンダメンタル分析 

 ファンダメンタル分析(Fundamental Analysis)は、金融市場における投資やトレードの判断を行うためのアプローチで、経済、業界、企業の基本的な要因やデータを分析し、資産の適正な価値を評価しようとする方法です。ファンダメンタル分析は、以下の主要な原則に基づいて行われます:

  • 企業価値の評価: ファンダメンタル分析は、企業の財務状況や業績、成長の可能性などを評価し、その企業の実際の価値を算定しようとします。これには収益性指標、財務諸表(収益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の分析、企業の競争力の評価などが含まれます。
  • 経済指標の分析: ファンダメンタル分析では、国内外の経済指標(例: GDP、インフレ率、失業率、金利など)を分析し、経済の健全性や将来の景気動向を評価します。これにより、市場全体の方向性を把握しようとします。
  • 業界分析: 特定の業界やセクターについての情報を収集し、競争状況、市場傾向、成長のポテンシャルなどを評価します。業界の特性やサイクルを理解することが重要です。
  • マクロ経済要因の考慮: マクロ経済要因(政治的な出来事、地政学的なリスク、自然災害など)もファンダメンタル分析の一部であり、これらの要因が市場に与える影響を評価します。
  • 株式評価モデルの使用: ファンダメンタル分析では、株式評価モデル(例: 価格収益比、ディスカウントキャッシュフローモデル)を使用して、資産や企業の価値を算出し、それと市場価格との差異を評価します。

 ファンダメンタル分析は、長期投資家やバリュー投資家にとって特に重要ですが、短期トレーダーにも利用されることがあります。このアプローチは、市場の動向をより根本的な要因に基づいて理解し、投資判断を下す際の参考情報として役立ちます。

 ファンダメンタル分析とテクニカル分析は、投資やトレードにおける異なるアプローチです。多くの投資家やトレーダーは、両方の方法を組み合わせて使用し、より包括的な市場分析を行います。

 署名:オーケイ(OUKEI)

 初心者にこんなことが言われてもわかりませんよという方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけは覚えておきましょう。次の記事ではもっと深堀したいと思いますので、ぜひその前に軽く理解していただけると、勝負しやすいと思います。

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